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尼寺ん忍者・佐賀隠密帖

拙者、此の度、肥前國は佐賀大和郷、尼寺の山裾の地に郷入りせし者。「尼寺」は「ニイジ」と詠むべし。加えて「〜ん」は肥前國方言にて「〜の」の意味なり。鳥栖郷の蹴球一座が「佐賀ん鳥栖」と言うが如し。因りて此の草紙は「ニイジンニンジャ」と称すべし。語呂洒落のつもりにて失敬御免奉り候でござる。。。 さてさて、さすれば、佐賀・尼寺は、まっこと良き処なり。隠密の身なれど、日々、徒然なるままに草紙を綴りたく候。以後、御見知り置き下さるよう、御願い奉り候べし。

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四、南蛮豪州が何ぞや、小倉藩にて鯨を喰らう・・・の巻


此の度は小倉藩城下にて隠密せり。草紙題目と異なりて佐賀郷外ばかりなりのこと容赦でこざる。
「資殿饂飩」・・・小倉藩内に潜みし同志が昼膳に必ず推奨する鎖網店なり。其の店、小倉藩城下、門司郷、行橋郷、豊前郷等々に数多あり。福岡郷にて喩えるならば「宇絵巣戸」鎖網、我が佐賀郷ならば規模小さきなれど「人力饂飩」あたりか。


品書きを見るまでもなく、「鯨鍋饂飩」を注文す。なんせ「鯨本皮使用はりはり水菜鍋」なり。「おなごによろし、個羅亜源-一杯」なり。そしてなにより「冬期限定」なり。
拙者、初めて喰ろうてから此の一箇月の間に、更に喰らう事三度。正直、病み付きなり。資殿の忍術、恐るべし。六佰伍十両也。
如何に寒き折りでも、喰らい終わらば、躯熱く大汗なり。我が肌、艶々なり。個羅亜源の術、爺にも即効なりしか。

小倉藩城下に於いては、屋台にても「ぼた餅」有名なり。酒宴ののちも、ぼた餅やお萩餅で締めるのが小倉藩士なり。而して、資殿にもぼた餅あり。拙者も饂飩の締めに注文す。程よき甘さ、幸せ哉。佰十両也。

奉書骨子 「資さんうどん」 北九州地区や豊前地区にたくさんあります。
      たぶん全店24時間  たぶん全店年中無休
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勝手御免。まっこと勝手に厘区挙げ奉り候。何れも、拙者が肥前に入國以来、拝見せり。 勝手に草紙術の範とさせて戴いておる次第なり。。。

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尼寺ん坊

HN:
佐賀の忍者・影丸
性別:
非公開
職業:
ニンジャ
趣味:
クノイチとの戯れ
自己紹介:
なんせ隠密でこじゃる。神出鬼没、勝手気儘、死して屍、拾う者無し・・・。然し乍ら、皆様方に於かれましては、拙者を捨て置くことなきよう、御慈悲の御心にて御願い奉るでごじゃる。。。

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